第二章 Lost Heros
銀白VS空我
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
その最高スペックを誇る仮面ライダー。
空我
その泉枯れ果てようとも、胸に残ったその思い。
伝説を乗り越え塗り替えて、漆黒の甲冑を携えて
すべてをゼロにほどの還す力を持つ者。
一人で充分だった英雄が、今ここに二人立つ。
(こっちは右肩、右腿、左掌を負傷して、さらに剣だって全部ある状態じゃない・・・こんな状況でどうしろって・・・・!!!!??)
ドオッ!!!!
と、蒔風が思考を走らせているとその体が突如として炎に包まれる。
その熱に蒔風が転がるが、そうしていると蒔風の手のひらに炎が集まってそれがボシュ、と掻き消えて行った。
「やっぱり効きませんね」
「だったら・・・・直接倒すしかない・・・・」
------------------------------------------------------------
「・・・・これで・・・・全部ですね」
「うむ。これでクラウド殿は召喚獣がいなくなったはずだの」
「皆ひどいよ・・・バハムートなんだよ!?零式だよ!?追いかけられてた間、僕がどれだけ怖かったか!!」
「ダー!騒ぐなや!!んなこと言ったら獅子の旦那と朱雀さんはどーなんだっての!」
どこかの廃工場。
そこでバハムート零式、リヴァイアサン、フェニックスが消え去って、五人が集まっていた。
彼らは合流し、なんとかしてクラウドの召喚獣を撃破していた。
だが、驚異の大元が消えたわけではない。
いまだ理樹とクラウドは彼らを追っているし、そうある以上は彼らは蒔風の元に戻れない。
「そろそろ獅子と朱雀と入れ替わらぬとな」
「次の合流ポイントは・・・・」
「みんないるか?どうにもおかしなことになった!!」
「・・・・どうしました?」
と、そこで獅子が合流してきた。
今彼はクラウドに追われていたはずなのだが・・・・
「クラウド殿が消えた!!追って来ていない!!」
「なに?」
クラウドがいなくなった。
それは彼らにしてみれば負担の少なくなったと喜ぶべきことなのかもしれない。
だが、追われることに何かと慣れてしまった白虎が、嫌な考えに達した。
「ねえ・・・もしかして」
『誰か・・・・誰か救援に来て下さい!!!これは・・このままでは・・・・!!!!あああああああああああああああああああああ!!』
ド
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ