第二章 Lost Heros
銀白VS御社&太転依
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が腕を硬質化させて蒔風に突き出すが、それを蒔風が右掌を出してそこに突きたてさせ、そのまま握り止める。
そうして長門の動きが止まり、蒔風の左熊手が顎を捉えてその身体を草むらの向こうに吹き飛ばした。
「梨花!!逃げるのです!!」
「は・・・」
「早く!!」
「羽入ッ!!!」
ガッ
「実に掴みやすい角だ。これなら苦もなく・・・」
「ッッッッ!!!!!鬼狩・・・・!!!」
ゴキン!
背後の蒔風に羽入が剣を振るおうとするが、それよりも早く蒔風が両手で掴んでいた角を捻って首を折る。
目の前で羽入が消え、カタカタと震えながら梨花が座り込んでしまう。
ブツブツと何かをつぶやいているが、その梨花を蒔風が抱きかかえ、一気に腕を絞ってコキリ、という音がたってその体が消滅した。
その後、蒔風が長門を吹き飛ばした草むらを見るが、すでに逃げたのかそこに彼女はおらず、遠くから何人かがやってくる気配がした。
それがここに来るまでに、蒔風はこの場から消えた。
五分後、セイバー達が到着したころには、多くの血の跡しか残っていなかった。
to be continued
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