第46章 とある高校生に福を
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高校生は、ボロいアパートの一室に入っていった。すると、悪美は
「名前はなんていうの?」と、高校生にきいた。しかし、
「他人なんかに教えるか。」と、断られた。名前をいいたくないほど暗い人だとわかる。しかし、そんなことでは諦めない悪美。
「ね〜教えてよ〜!私は貴方の物なのよw名前くらい知りたいなぁ」と、言った。すると、高校生は「高井 正一(たかい まさいち)」と、名乗った。悪美は、落ち込んでいる正一にもう一度
「絶対あなたをこの世一の幸せ者にするの。」と、言い、
「もしも、叶わないのなら私は一生ここ姿のままでいる。」と、約束をした。正一は少し動揺した。そして、悪美は
「同い年と気が合わないなら年下てまもいいんじゃない?」と、アドバイスをした。そして、自分が魔の子だということ、そして仲間意識として、正一を救いたいことを伝えた。正一は小さな声で返事をした。そんな弱々しい声を聞いて、悪美は
「暗くても声はださないとモテないよ!そしていつもスマイル!」と、アドバイスをした。正一は素直にスマイルをし、声のボリュームをあげた。こうして、悪美との新生活が始まったのだ。
高校のある日
「高校なんて・・・いきたくない。」と、正一が、ワガママを言い出して、悪美は
「私がいるから安心して!」と、慰めた。そしたら正一は
「でも、こんなストラップつけてたら馬鹿にされるよ・・・」と、言い訳をした。それを聞いて悪美は
「んじゃー1人で大丈夫なのね。」と、言った。そしたら正一はよけい暗くなっていった。悪美は高校に行くことを諦めて、真池琉に相談するために、いったん小学校に行くことにした。
ライト町小学校
悪美は校庭の近くで待ってるように正一に伝えた。正一は大人しく待っていた。すると、校庭に可愛らしいキノコカットの黄色い帽子の女の子が現れた。正一は少し気になった。そんなとき、悪美は帰ってきた。悪美は直ぐ様正一の心の変化に気がついた。それはなんとなく恋の香りな気がした。悪美は、
「どの子にほれたの?」と、きいた。
しかし、正一は怒ったように
「言うかボケ熊人形!どうせ馬鹿にするんだ!あっちいけ・・・」と、声をあげたのだった。
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