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ジョジョの奇みょんな幻想郷
第一部 ケイオスクルセイダーズ
プロローグ ビギンズデイズ
2.博麗神社到着
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なのかその話を聞きたいそう驚いた。
「おっと、自己紹介が遅れたな。「誰だ?」って聞きたそうな表情してんで自己紹介させてもらうがよ、俺はおせっかい焼きの慶条丞一。さっき言った通り紫さんにはずっと勧誘されてたんでくっついて来た」
「ええ、よろしく。で、紫が連れてきたってことはここに来たのは用件があるんでしょ」
「ああ、じつは」





説明が終わるまで『キングクリムゾン』!






「っていうのが、ここ『幻想郷』でのルールよ」
 結局、ルールの説明まで端折った。
 つまり、要約すると『妖怪が異変を起こし、人間(主に博麗の巫女)が解決する』『そしてそれはスペルカードルールという決闘方式に則って行われる』。ということだ。
「そして能力の方だけど、詳しくは明日になってからね。新旧含めて」
「はて新旧含めてとは?」
 丞一はわざとらしく肩をすくめてみるもごまかせなかった。
「とぼけないで。あんた、の近くに霊みたいなのいるでしょ。しかも、あんたは何かを隠してる」
「根拠は?」
「勘よ」
「成る程、勘ね。って勘!?」
「私の勘はよく当たるのよ」
 開いた口が塞がらない。そして霊夢もそれ以上言及してこなかった。
 まさか、霊感ならともかくたかが勘でスタンドが半ば看破されるとは思いも寄らなかった。
 ただこれで分かったことは霊夢はただ者ではない実力者であることと、ギャグ要員ではないということである。
「で、俺の寝床を提供してくれそうな心優しき御仁はお知り合いにいますかね、霊夢さんや」
「ん?何で?」
「いや、何でって。そりゃ今夜だけでも見つけなけりゃ野宿する羽目になるからな」
「は?ここに泊まればいいじゃない?」
「……………………は?」
「え?」
 何をどういう意味で言ったのだろうか、この女は。
「だから、博麗神社に泊まればいいと言ったのよ」
「ナチュラルに心読むな!ってそうじゃなくて!何言ってるのか分かってんの!?お前は女!俺は男何だよ!起きちゃマズいことが起こるかもしれないだろ!」
「お前じゃなくて霊夢って呼びなさい」
「そんなとこどーでも良いわ!」
 誰も気にしないよ。気にするべきところはそこではないだろう。日本政治を見直すようにマクロな視点で見直してほしい。年頃の男子と女子が一つ屋根の下にいること自体が問題なのだということに気づいてもらいたい。
『ほんとはそんなことする度胸もないですけどね』
 このスタンドはほんとに黙っていてほしい。別世界、というか元ネタは夜這いするような輩なのだから。
「大丈夫よ。あんたはそんなことしないでしょ」
「会って時間もたってないのに大した信頼だな」
「そんなことするやつを紫が連れてくるわけないもの。それに、あんたはそんなことできないでしょ。私
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