命懸けのギャンブルパーティー編
第41章 成仏できない 魔のうらみっ子
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「貴方から魔の気配を感じるわ。」悪美が夏麻州武鬼にたいして言った。夏麻州武鬼は何が気に入らなかったのか悪美に襲いかかった。気がついたら悪美はハゲにされていた。悪美は当然キレた。すると、夏麻州武鬼はこう言い返した。
「俺だってつらい・・・髪の毛がもっと欲しい・・・」と。これが、どういう意味をあらわしているのかさっぱりわからなかった。真池琉が昔何があったのか夏麻州武鬼に訪ねると夏麻州武鬼は自分の昔話を始めた。
昔から最強のゲーマーを名乗っていた。俺は1日中ゲームをしているやつだった。でも、ある日、父親がやって来て、
「なんでお前はスポーツが下手なんだ!ゲームなんかやめちまえ!男らしくスポーツをやれ!」と、怒鳴り散らしてきた。俺は反論した。すると、父親は
「待ってろ!いいもん持ってきてやる」
と言って部屋を去り、バリカンを持ってきた。俺は何が起こってしまうのかわからなかった。そして、父親は俺のファミコンを足で踏み潰して破壊した。そして、俺は坊主にされかけた。
「家でしてやる!死んでやる!」と、言い残し、家出してそれから自殺を試みた。
真池琉はそれをきいて成仏しないといけないと思った。しかし、なかなか相手も素直に成仏する気になってくれない。夏麻の望みはただひとつ。髪の毛を増やすことだった。真池琉はいつもの神パワーならぬ髪パワーを使った。夏麻の頭からはみるみる髪が伸びていった。夏麻の望みが叶ったのだ。夏麻はとても喜んだ。そして、成仏することを決めた。そして、夏麻は成仏していった。それから、悪美にも、髪パワーをやって、他のみんなはギャンブルゲームランドから解放され、元の家に戻っていったとさ。
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