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ブレイブソード×ブレイズソウル 傷だらけの魔王「EDEN壊滅編」
第三部
一章
再臨

[2]次話
半壊したEDEN内部では悲鳴と警報音が響き渡っている中黒い服の少年が不気味な笑みを浮かべながらある場所に向かって歩いていた

リン「ジークフリート美味しい?」
ジークフリート(うーん美味しいけど・・・一番美味しいのはマスターの魔力かな)

リンは「ありがとう」と言ってまた次々と勇者達をジークフリートで切り殺して歩いていたその時だった

???「おい、お前止まれ」

リンの背後から止まれと警告した金髪の勇者が魔剣をリンに向けた

リン「うん?君はシュウ君にボロボロにされた・・・確かルル君だったけ?」

ルルはギリッと歯を食いしばりながら腰に付けていた魔剣を引き抜いた

リン「君・・・面白い娘持ってるね・・・宝剣ダモクレスか・・・それ僕にくれるかな?」

ルルが引き抜いた魔剣を見てリンは不気味な笑みを浮かべていた

ルル「これは僕があの人に託された魔剣なんだ渡せるか」

リンはルルのあの人と言うのが誰かをすぐにわかった

リン「そうかシドウ君が君に・・・なら仕方ない・・・ジークフリート戻って・・・殺して奪うとしよう・・・出ておいでゲーティア」

リンが刀身の短い魔剣を引き抜いた瞬間、毛先の青い銀色の髪で猫耳の少女が現れた

ゲーティア「マスター・・・何?・・・戦闘なら帰るよ


そう言ってゲーティアが魔剣状態に戻ろうとした瞬間だった

ドクンと魔力の鼓動が鳴り響いた瞬間ゲーティアが呻き声をあげたと同時に不気味に笑いだし顔を上げた、彼女の目の色が向日葵のような綺麗な黄色から闇を具現化したような紫色に変わったのだ

???「フフフ・・・ゲーティアちょっと身体かりるね」
ゲーティア(グリモア・・・私の身体を返して・・・)

グリモア「ダーメ・・・貴女の代わりに私が全部ぜーんぶ殺すのよ」

リン「ゲーティア・・・フフフ・・・君かグリモア」

このグリモアと呼ばれ少女はゲーティアでありながらゲーティアでは無い存在いわばゲーティアの裏人格である

グリモア「フフフ・・・あの娘・・・美味しそう食べてもいいマスター?」

リンはコクリと促いた後グリモアが魔剣の状態に戻ったのだがさっきまでの形とは別物に変わっていた

折りたたまれていた部分が前に突きでその刃から72枚の細かい刃が出現しその刃はチェーンソーのように回転しだした

リン「さ、始めようか・・・一方的な殺戮ショー・・・」

・・・・・・
続く
[2]次話


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