第七幕その十
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「そうするわ」
「ではもう一個お出しします」
メイドさんもすぐに応えてくれました。
「そうしますので」
「ええ、お願いね」
「林檎の種類は」
「何でもいいわ」
種類についてはお構いなしに、でした。
「今はどんな種類でも楽しめるから」
「だからですか」
「そう、じゃあね」
「はい、持って来ます」
「そうしてね」
こうお話してでした、そのうえで。
実際にアンは林檎をもう一個食べました、その林檎を食べ終わってから皆に対して明るい笑顔で言うのでした。
「じゃあお風呂に入りましょう」
「檜造りのお風呂ね」
「ええ、皆でね」
ドロシーに笑顔で応えました。
「そうしましょう」
「では僕達はです」
「お待ちーーしてーーいます」
大尉とチクタクはお風呂にも入らないのでこう答えるだけでした。
「本でも読みながら」
「そうしてーーいます」
「僕も入らせてもらおうかな」
トトも言います。
「お風呂に」
「じゃあ私と一緒に入りましょう」
ドロシーはトトにすぐに声をかけました。
「それじゃあ」
「うん、じゃあね」
「そしてお風呂に入って」
そしてというのでした。
「これから起こることの予想はしたし」
「後はね」
「そのそれぞれの対策をね」
アンに言いました。
「考えていきましょう」
「それじゃあ」
こうお話してでした、そのうえで。
皆でお風呂に入るのでした、檜のお風呂に。
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