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ソードアート・オンライン-ゲーム嫌いの少女冒険譚-
アインクラッド編
未来へ
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。成功しなかったら……まぁその時はその時よね。」
私とエリゼとの大一番の結果は、私の方に運が傾く結果になった。最後の悪あがきとして体を捻って大鎌の攻撃を何とか避けようとしたのがエリゼの攻撃してきた方向に運よく重なったのもあって先に私の攻撃が決まることになった。もしこれが逆方向に避けていたりすれば、それこそ私の負けだっただろう。
「後、メニューのところ開いてみなさいよ。何か良いことでも書いてあると思うんだケド。」
「良いことって……そもそもここは外部との連絡が取れないんじゃ……この宛名不明のメールは?」
「早く見てみなさいよ、そこにアンタの求めていることが書いてあるだろうから。それじゃあ、またどっかで会える……なんてことは恐らくないでしょうけど、一応言っておくわね。」
「ちょっと待ちなさいよ! まだメールの内容も分からないし、求めていることが書いてあるって言っても何も書いてないわよ?」
「あぁもう面倒くさいわね……そろそろ時間だし伝えることだけ伝えるわよ。楽しかったわ、マタアイマショウ」
エリゼの言った最後の言葉。その言葉を聞いた後にメールの本文が現れてきた。その文面にはこのように書いてあった。
『Sword Art Online is cleared』と。
私がこの文章を読み、そして理解した時には、目の前にいたエリゼはいなくなっていて、代わりに開けてくれと言いたげなほどの大きく立派な扉が存在していた。私はその扉に手を触れ、押し込み開けていく。そして扉を開き切った時には、目の前が真っ白になった。本来戦っているはずだった所とは別の方面ではあったが、私の戦いがこれでひと段落着くことになった。
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