第30章 父さんのいる地界へ!!
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神が近づく音がする。地界の鬼はそれに気がついて
「誰だ!?」と、たずねた。
そこにいたのは地界の王様の娘、悪美であった。鬼はメロメロになりさがっていった。悪美ご一行はさらに地界の奥へと進んでいき、地界の王様のいる場所へとやってきたのだった。真池琉は
「パパ〜」と、いって地界の王様(魔王)に近づいた。魔王は、慌てた口調で
「どっからつれてきた、悪美!帰れマ・・・お前!」と、言った。それを聞いた真池琉は、
「パパ酷い!私のこと知ってるくせに・・・」と、言い返した。その二人のやりとりをみていた悪美は
「パパ認めれば」と、言った。しかし、それでも魔王はうるさい!とか、色々言って話を聞こうとしない。そこで真池琉は
「悪美を熊の人形にしちゃおうかな?」と、とんでもないことを叫んだ。魔王は
「私のかわいい悪美を・・・悪美を。」と、混乱した様子だった。そんな、混乱していた魔王に娘の悪美は
「私たちが双子のこと知ってたのよね?」と、質問をした。魔王は素直に答えた。
魔王に色々な話を聞いていたとき、一台の車をみつけた、それは真池琉を殺した車だった。あの車を運転したのはまさかの魔王だった。そして、双子の苗字が神精魔だったことを知り、父親(魔王)の名前が縁魔だったことを知った。
色々な謎が解決して元の世界に帰ってきた。しかし、二人で暮らす場所はなかった。そこで、山本家におしかけた。真池琉達は適当な理由を言って、武流の母の了承を得た、武流は青ざめていたのだった。
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