初陣
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「(ム?港に潜水艦が隠れている?!...あれは!IS。)」
カタパルトから射出されると、シーアークのすぐ右上に飛んでいたデナン・ゲーが、こちらに気づき、肩部3連ミサイルを発射してきた。
こいつぅっ!
左腕のビームシールドを展開して、ミサイルを全弾爆破する。
左サイドスカートから、レーザーサーベルを掴む。胸部、頭部のバルカン4門を撃ちっ放しにする。「来るっ?!」デナン・ゲーもレーザーサーベルを展開して、切りかかってくる。サーベルを右手で、下から逆袈裟切りのように、切り上げる。サーベル同士がぶつかり合い、一瞬距離をとる。
スラスターを吹かし、一気に最接近する。
「でやあああああっ!」
そして、デナン・ゲーに、サーベルを突き立てる。爆発、ISから緊急脱出したパイロットがゆっくりと降下傘で、降りていく。
「落ちていく....ローラさんは?」
体制を整えようとするヘビーガンに、2機のデナン・ゾンが攻撃を仕掛ける。
1機はライフルを連射し、もう1機はサーベルをもって、突っ込んで来た。ロッテ戦法のように編隊を組んで攻撃してくる2機に向かって照準を合わせる。
pppppppi!
ロックオンの表示が出る。
右手に再展開したライフルを、2機に向かって2連射する。
1発は外れたが、もう1発の閃光が下側のデナン・ゲーの腹を突き抜け、頭部を胴体から吹っ飛ばす。そして、勢いは衰えず上で驚いていたパイロットの頭部を消し去った。
やれた?!...パイロットは、死んだ......死んだか.....
「碌な戦力など残っていないはずなのに、3機も撃墜されたの...傲慢がほころびを生むというのですか。{お姉さま、撤退しますわ...お姉さま?!}」
{アンジェリカ、私は!会わなければならない人がいますの!}
そう言うと、ブルーティアーズは部隊を離れ、港の方角に戻っていった。
{ローラさん!}
{F91やれるのかしら?!}
{何とか...}
ppppppppp!
アラート?
センサーの示す方向には、青色のISがいた...
ズーム...画像解析...ISのハイパーセンサーは即座に処理が行われる。
あれは...セシリー?!
{セシリーっ!}
オープン回線を使って、青いISに話しかける。
{シーブック!やっぱり、シーブックですのね?}
{艦長?}
{何ですか、ローラ少尉?}
{あの二人の通信聞きます?}
{しなくていいわ、何を話しているか想像はついているし、子供の戯言なんて聞く気もないです。}
{さいですか。通信
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