シー・アーク
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リー、ごめん!}
ガンタンクを後退させ、攻撃の意思がないことを示す。
{よし、それでいいですわ。では、ごきげんよう。}
そう言って、ISは飛び去って行った。セシリーを連れて。
セシリー......「シーブック、今はセシリーの事は忘れろ!」
「ドロシー、無理だよ...]
「バカ!そんなクヨクヨしてたらまたセシリーに笑われちゃうよ!」
「くっ....分かった。」
俺たちは、港に残っていた潜水艇でフロンティア4番島を脱出した。
その後、水面に出ると。軍の大きな潜水IS母艦がいた。
母艦は、港に停泊していた海軍の練習艦だそうだ。
「あなたたちが、フロンティア4の生き残りなのね?」
「生き残り?それって一体どういうことですか、レアリー艦長?」
「代行です。それに君は、副指令のご子息ね?」
「えぇ。」
「それで、生き残りっていうのは、貴方たちが私たちに会う前に浮上しなかったからなのよ」
「まさか...」
「そう、クロスボーンバンガードは脱出艇を全部フロンティア4に帰還させたの。つまりは、住民たちを捕虜にした。コスモバビロニアの国民に仕立て上げるつもりね。」
「そんな...」
ドワイトと艦長が話していても、俺は心ここにあらずだった。セシリー...
「そこのご兄弟は...?」
「あ、僕の学友のシーブック・アノーと、妹さんのリィズ・アノーです。」
「シーブック君と、リィズさんね...アノー?...もしかして、モニカ・アノー博士のご子息ですか?」
モニカ・アノー、それは俺の母親の名前だ。でも、おふくろはバイオコンピューターの研究をするために家を出て行ったきりだ。
「おふくろは...リィズが小さい頃に出て行ったきりで...」
「...すみません。では、皆さん方にも、このIS母艦、シーアークの手伝いをしていただきたいと思います。」
「分かりました。行こう、皆。...シーブックも」
「ああ」
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