シー・アーク
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「アーサー!アーサー!こんなことをしている時間はないだろ?目を開けてくれよ!」
アーサーは、ガンタンクの近くに着弾したクロスボーンの武器の爆発に巻き込まれ、30mは飛ばされていた。
「もう、眠らせてやれ...」
そう、話しかけてきたのはドワイト。
だって...だって...
「だってよ...アーサーなんだぜ....」
「シーブック...」
「シーブック今は、港に行って脱出ボートを探そう。」
「シーブック!クヨクヨするなんて、貴方らしくないですわ!」
セシリー...
でも、ここから港まで7キロはあるのに...どうすればいいんだ。
そうだ、ガンタンク!
ガンタンクに駆け寄り、状態を見る。
履帯も切れてないし、幸い爆発の影響も受けてないみたいだ。これなら、港まで行ける。
リィズ!セシリー!ドワイト!ジョージ!ドロシーも!皆ガンタンクの上に乗って!早く!
「シーブック...操縦できるのか?」
「大丈夫だドワイト。学校のパワードスーツと.....同じだ!」
港に着く。そこは、もうすっからかんで、誰も居なかった。
「脱出艇はもう無いのか?」
ガンタンクを港で走らせながら、ドワイトに話しかけた。
「あぁ、見たところ全部出て行ったみたいだ。地下港に潜水艇ならあるかもしれない...そこから地下港に入れるはずだ。」
「分かった。」
ガンタンクを地下港への入り口に入れる。かなり、余裕に入ることができた。
「あった、シーブック!あったぞ!」
目の前には、10名用の脱出用潜水艇。
助かった...
「スペースボートの操縦は俺がやる。」
「ドワイト?」
「親父に習ったからな。」
「...え?」
セシリーが、突然地下港の入り口の方に歩いていくと、それに合わせたかのように、クロスボーンのISが入ってきた。
{セシリア・フェアチャイルド!...いや、セシリア・オルコット様!}
ISのパイロットは、セシリーを呼び始めた。
セシリア・オルコット?それってセシリーの名前なのか?
ISは、セシリーをマニュピレーターで持ち上げ、逃げようとする。
{そこのIS!セシリーに何の用だ!}
{私は、ここにおられるセシリア・オルコット様の妹、アンジェリカ・オルコットですわ。これ以上近づくのならば、そのパワードスーツもどきを爆発させますわ!}
そう言って、ISのパイロット、アンジェリカはレーザーライフルをこちらに向けてきた。コクピット内にアラームが鳴り響く...。どうするんだよ...撃つか?でも、こんな骨董品は打てないだろう。
{セシ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ