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機動戦士インフィニット・ストラトスF91
クロスボーンバンガード
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シリー!

彼女のドレスのスカートには鉄パイプが刺さっていた。

「セシリーっ!」

「...シーブック!」

「大丈夫、じゃないよな...」

「私、一人で大丈夫ですから!シーブックはリィズさんと逃げて!」

「そんなわけにはいかないだろうっ?」

スカートを引っ張り、鉄パイプから引っこ抜く。

「逃げるぞ!」

「逃げるってどこへですの?!」

「シェルターがある!」

「シーブック!」

「どうしたんだよ、ドワイト?」

「そんなのんきなこと言ってられないんだよ!ここらへんのシェルターは満杯で、入れないんだ!」

「それってホントの話か?」

「あぁ...」

「まずいよ、それは...」

「とりあえず、街外れの戦争博物館のシェルターが開いてるかもしれないって、親父が言ってた。」

「港の海軍基地のお偉いさんか...」

「とりあえず、1度家に帰ってから、もう一度集合しよう!」

「わかった。30分後に!」

「ああ!」

「分かりましたわ!」












「ドワイト...どうだった?」

ドワイトや、道中で出会ったアーサー達がシェルターを探しに行き、外で見張っていると...ドワイトが戻ってきた。

「だめだ...ロイ将軍ってやつは、シェルター自体を埋めちゃってたんだ。」

「どうする?」

「港に行くしかない...沖には、軍の艦船が来ているらしい。」

「わかった。でも、アーサーは?」

他に出会った友人たちの姿は見えても、アーサーだけが見つからない。

!!!

パワードスーツ?違う!戦車だ!

出てきたのはパワードスーツの胴体に、下半身が戦車の奇妙な機体が出てきた。

そして、アーサーは胴体の上にあるキャノピーから体を乗り上げていた。

「皆!俺がこのガンタンクで道を開く!」

「バカ!アーサー!そんな目立つ機体じゃあISに殺されちまうよ!」

「大丈夫大丈夫!」

「アーサー、クロスボーンのパワードスーツだ!」

先ほどの二つ目のISを小さくしたようなパワードスーツがとがった武器をアーサーに向かって発射した。

「「「アーサーっ!」」」














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