第一章
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りかなり涼しいものになっている。
その部屋の中において大臣はこう王に言ったのである。
「寒くはありませんか」
「涼しいどころか」
「そうです。寒くはありませぬか」
大臣は懸念、いや実際に寒さを感じている顔だった。暑い筈なのにその唇には青ささえ見られていた。
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