第三章
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お茶を飲んでいるけれどそのお茶もティーパックの紅茶でアイスにしたのを急いで飲んでいる。
横にいる一番下の男の子、赤ちゃんのおしめをチェックしながら私は夫に言った。
「おしっこしたみたい」
「じゃあ代えるか」
「おしめは私がするから」
「じゃあ子供達を風呂に入れるか」
「ええ、お願いするわ。上の四人ね」
「じゃあ御前は下の二人頼むな」
「任せて。まあとにかくね」
私は赤ちゃんを見ながら夫に話す。
「今日は今日で」
「明日は明日で」
「子供達の面倒みましょう」
「ああ、そうするか」
二人でこうした話をする日々だった、結婚してあっという間に三人どころか八人の大所帯になった。高校時代なんてもう昔のこと、ロマンスは昨日のことだった。
さよならイエスタディ 完
2012・8・4
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