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詩織の【全裸で家庭教師】
高校生の初めての相手は私じゃないわ。
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[9] 最初


ショーツ。
いや、パンティという言い方しか知らないだろうな。

制服スカートが短くなって、かえって下着見えないし。
どうせなら、初パンティはクラスのマドンナのほうがよかったよね。

計測は、上半身の時よりもぎこちない。
メジャーでお尻がきゅっと締まる。
無理して触らないようにしているのが、かわいい。

でも、次は、さすがに私も恥ずかしい。

なんとか目盛りを読んで、お尻を解放した克己くんに、

「私も、普通は下着の上からなんだけど……克己くん、上手いから、お願いするわね」

躊躇ったら、負け。
でも、さりげなく。

克己くんにお尻を向けて、ショーツを脱いだ。

後ろ向きとはいえ、下半身裸。

このいやらしさは、測れない。

高校生には刺激が強すぎるだろう。

でも、お尻ぐらいちゃんと見てほしい。

じっくり一分間。

「測って……恥ずかしいよ」

裸の臀部の計測がやっと終わった。

私はブラウスとブラジャーを取り去って、全裸になって振り向いた。

後ろから触るか触らないかギリギリだった下腹部へ、ようやく焦点の定まった視線が注がれるまで、たっぷり3分。

さすがに、恥ずかしかった。


私が処女をあげられないのが辛い?

いや、彼の童貞を奪うのが辛かった。

ファーストキスをかわいい同級生と交わし、
恥ずかしがる彼女の可憐な下着を取り去り、
薔薇の花のようなヌードを見せる彼女を、
優しく壊してあげてほしかった。

昨日、一晩考えた結論が、アナルセックス。

克己くんが告白したい相手は、メグミちゃん。

キスしたい?
裸にしたい?

……痛がらせてでも、壊したい?

彼は答えを出した。

つまり、全裸で、屹立した中心をさらしていること。

「あああー! ああっ ああっ 」

覚悟はしていたけど、ロストバージンよりも痛かった。

「だ、大丈夫ですか?」

彼も必死だが、夢中で訊いてきた。

「大丈夫。メグミちゃんはもっと痛がるよ」

なんとか答えられた。

アナルセックスならバックスタイルだろうが、初体験の練習として、極限の正常位をとった。

ほぼ180度に折り曲げられた私の裸体に、彼の凶器は垂直につき立った。

「ぐっ、うう、うう、あ、あ、はあっ」


アナルだから、中に出してもいいのは、アドバンテージだった。

終わった。

克己くんがメグミちゃんの処女を奪う日は来るのだろうか?

「裸のメグミちゃんには優しくするのよ」

まだまだ家庭教師は続けるけど、行為はこれが最後になる。

―――――――――
(終わり)
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