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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
37市民革命前夜
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き換えられている女王様たち。椅子になっている貴族や商人も自由意思を失って絶対服従に書き換えられた。
 本来の人間とはスタンフォード監獄実験やアブグレイブ刑務所で立証されたように、与えられた役割を忠実にこなすペルソナを形成して、与えられた権限を越えてでも被害者をより苛烈に裁こうとする本質を持つ。
 アガペーを持つ人物は、余程苦労して他者の痛みを自分の痛みとして理解できるようになった人物か、悪事を行って利益を得る方法を考える回路や、利己的な遺伝子に反する生き方を選ぶよう創生されたマゾヒストで、欠陥がある障碍者である。
 ホロコースト中も「ユダヤ人を救って逃がす」などと考えた人間は、余程恵まれた環境で育ったか、ヨーロッパ在住者ではない人物か、欠損を持つ障害者である。
 マザーテレサのような聖人も、病人や貧しい人物をイエスキリストと同一視して救ったものの、政治や独裁で迫害された人物を認識できなかっり、まじないや「宗教」を信じて薬品による治療や鎮痛を無視した、ある種の認知障害を持った人物だと判定されている。
 愛などと呼ばれる嘘は、すべてを持ち合わせて産まれ、人生でただの一日も食事を欠かさず摂り続けた恵まれた者だけが持つ幻想であり「これからも同じような世界が続きますように」と考えた事しか無い人物の妄想や願望で、ドブや便器の中で生まれ「こんな世界、今すぐに滅びてしまえ」と思い続けて生かされて、泥の中を這いずっている者の思考では無い。
 古代ローマ時代の売春宿の下水には、資産価値が無い男児の嬰児の遺体の骨で敷き詰められている。

「俺の子は去年餓死したっ! 役人どもが作物を全部持って行ったせいだっ! 麦の出来が悪くても「隠している」だのなんだの抜かして、うちの畑ではこれだけできるのが普通だと言って持って行きやがったからだっ!」
 街頭や集会所には本当に被害に遭った青年が立ち、疫病や不作、病死や餓死した子供の被害を訴えて仲間を増殖させていった。
「うちの子もそうだっ! 流行り病にかかったのに粥も食わしてやれずに弱り切って死んだんだっ!」
、反政府活動をして獄中に繋がれていた人物も天使が取り出して開放され、街中で演説させてアジテーションさせ、王政によって子供が飢え死んだり災害や疫病で子供を失ったような人物が集められ、市民の暴動に繋がって行った。
 多数の人間がイナゴやレミングのように頭のスイッチをオンに切り替えられたので、少数の兵士が来た所で解散させられず、薄給で雇われているだけの兵士に数十倍の住民の中で決死の活動をするような理由も意味も無く、逆に下級兵士の家族も同じ目に合っていたので、上官や役人を殺して反逆して住民の仲間に入れば英雄として扱われ、主導権も握れるので、部隊ごと反逆する兵士も現れた。
「アクセルの街に預言者が現れたそうだ。女神を連れてこ
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