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ヘタリア学園
第三十一話  雪は友達!?

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第三十一話  雪は友達!?
 連合国は協同して軍事訓練も行っています。今日ロシアは中国と一緒に雪山に降下訓練です。
「ええと」
 ロシアは飛行機の上で中国と向かい合って座っています。そこで説明書を読んでいます。
「飛行機から飛び降りて突撃すればいいんだね」
「そうある」
 中国はそうロシアに答えます。下は雪山で雪が降り続けています。
「パラシュートつけるよろし」
「いや、大丈夫だよ」
 けれどロシアはそれを断ります。
「下は雪だからパラシュートはいらないよ」
「えっ!?」
 中国はロシアのその言葉を聞いて驚きます。
「雪って凄く柔らかいんだよ」
「大丈夫あるか!?」
「僕程雪に詳しい奴はいないよ」
 けれどロシアは自信満々でこう言うのでした。
「まあ見ていてよ」
 そう言って飛び降ります。
「ウォッカーーーーーーーーッ!!」
 結果は。
「ピロシキ野郎が謎のダイブを敢行して骨折したらしいぞ」
 フランスが言っています。
「何があったんだ」
「それはいいけれどよ」
 その彼にイギリスが応えます。
「何だ?」
「何で御前がここにいるんだよ」
 実はフランスは今イギリスの家にいるのです。イギリスは趣味の刺繍をしながらフランスの怒った顔で言います。
「田舎帰れよワイン野郎が」
「あーー、御前の刺繍邪魔しに来たんだ」
「帰れ」
 何があってもこの二人はこの二人みたいです。


第三十一話   完


                          2008・1・23

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