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リリなのinボクらの太陽サーガ
リフレッシュ
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のははこれから名乗る自分の名前を思いつき、“高町なのは”のクローンから完全に脱却することを宣言した。なお、ジャンゴの太陽銃もちょうど修理が終わったため、別れ際に受け取っている。

ディアーチェ達アウターヘブン社はマキナやシュテル、ビーティーの消滅をマザーベース総出で悼み、同時に今回の戦争の犠牲者を弔った。そして今回のフェンサリルの出来事を知った管理外世界は管理世界への警戒心が強くなったため、魔導師との戦い方を知るPMC需要が一気に高まり、次元世界の存在を知るほぼ全ての管理外世界でアウターヘブン社の兵士が契約、勤務するようになった。
なお、アクアソル、ローズソル、オメガソル、ゼータソルの特許申請がマキナの名で通ったため、グレアムから受け取った報酬を元手に、太陽の果実と共に大量生産の開発を始めた。ちなみに特許料や収益の半分は申請時のマキナの意向で孤児院に送られており、家計が火の車だった頃に出されてた質素なものと違い、一般家庭並みの食事を提供できるようになったとか。ちなみに未来でこの事実を知ったとあるポニーテールの少女は、「PMC云々はよぉわからんが、美味いメシが食えることには感謝しなければならんのう」とぼやいたそうな。

マキナ(ロード)を失ったアギトはジャンゴ達と共にホームに暮らしているが、時々ノアトゥンに行ってツインバタフライでバイトをしている。ロックが皇子……ミーミル皇帝として政治活動を行うようになったため、リスベスが一人で店を回すのは寂しいだろうし、とても大変だと彼女は考えたのだ。とはいえ、ロックは忙しい中でも度々店に来ているので、リスベスも別段寂しい思いはしていなかったりする。なので向こうの感覚としては、普通に友人が家に訪ねてきてるようなものであった。

そして……肝心のオリジナル・なのはは実はまだ目覚めておらず、ミッドの病院でユーノが責任をもって看病している。彼女が目覚めないのは、回復の時間がまだ必要なのか、それとも何かが抜け落ちているからなのか、とにかく理由は不明だった。それでもユーノはなのはが目覚めると信じて、献身的に介護をしていた。

このような感じで各々やるべきことをしたり、治療に専念したりしている。ジャンゴ達もそれは同じなのだが、この“髑髏事件”の影響はあまりに大きく、今むやみに次元転移をすると管理外世界を含む次元世界全体に余計な刺激を与えてしまう。要はどこもピリピリしてるため、ジャンゴが世紀末世界に帰る方法や、最後のイモータルである公爵デュマを探しに次元世界を旅するのは一旦控えている訳だ。

もちろんマウクランや地球なら移動してもおかしくないという事で何の影響も無いが、ミッドなどの管理世界に移動すると管理外世界に怪しまれるし、逆もまた然り。そんな訳で次元世界を探し回れないなら、ジャンゴ達も戦いの疲れを癒そうと休暇気
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