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リリなのinボクらの太陽サーガ
リフレッシュ
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だから、周りの男達も地味にチラチラ見てしまったりもする。それに先に気づいたレヴィは流石にこの格好での人目は無視できず、「ぼ、ボクを辱めてどうするつもりだ〜!」と、サクラの拘束から振り切って逃げだすが、サクラは周りの目に気付かないまま追い掛けていき、

「お前ら、こんな所で走り回ったら滑って転ぶぞ〜!」

ツルン♪

「「あ……! ワァー!!」」

ドボォーン!!

「はぁ〜言わんこっちゃねぇ……」

「一応、怪我や事故にならなくて良かったと思っておこう」

このようにプールの周りを走るのは大変危険ですのでおやめください。

とりあえずその場が収まった後、彼らは普通の子供のように遊び倒した。スライダーでは一番先に滑ったジャンゴの肩にサクラ、アギト、レヴィの順に連結合体して、最後の飛び出し台でバラバラになって着水したり、素潜りの時間の長さを競ったらジャンゴとレヴィでブリッツボールの選手並みの凄いタイムを叩き出したり、実は潜れても泳ぎ方を知らないジャンゴにクロール泳法や平泳ぎのやり方をレヴィとアギトが教えたり、その隣でサクラは水着が流されてバレないように回収しようと一人修羅場を潜っていたりと、なかなか濃い時間を過ごした。

「「「あ゛ぁあ゛ぁあ゛あ゛〜〜」」」

「こらこら、3人そろってなんて声出してんだよ」

そして夕方、ホテルにチェックインして和室と似た雰囲気の部屋に入った頃には、日中ずっと遊び通してクタクタになっており、体力お化けのジャンゴとレヴィすらも変な声を出しながら身体を伸ばして床に横たわった。サクラはブレイダブリクで買ったロングスカートが、レヴィはワンピースがあられもない感じにめくれており、流石にはしたないと思ったアギトが脱力しながらそれを直した。

「それにしてもレヴィ、お前もそんなお洒落な格好するんだな。“ベルリネッタブランド”なんて結構良い所のヤツ着てるじゃないか」

「ん〜このワンピースのこと? まあ、ボクだって女だし、可愛く決めたい時はあるよ。と言ってもこれはボクが選んだんじゃなくて、店の人にコーディネートを任せた結果なんだけどね〜」

「そうなのか?」

「うん。ボクがミッドの管理局地上本部と契約しているのは知ってるよね。普段は局員と同じように治安を守ってるんだけど、ボクってアウターヘブン社の遊撃隊長じゃん? 王様と会社の指示で、時々周りにPMC社員の健全さをアピールする必要があって、こういった格好をするのもその一環なんだ」

「そういやつい忘れちまうが、レヴィって一応課長ぐらいの立場なんだよな。姉御は旅してたこともあって少し扱いが特殊だったが、まぁ普通の会社で言うと主任ぐらいの立場だっけか」

「え!? レヴィって課長なの!?」

意外そうな声でサクラは言う。地味に
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