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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
エクリプス、開門
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・・
 生きていたとしても・・・この先は・・・どうなる・・・お嬢も・・・
 マスターも・・・いない・・・今・・・」

「だったら俺がマスターになってやる!!!!」

「!?」

その言葉に驚く。

「俺がこのギルドを、導いてやる!!!!
 俺は諦めねえ!!!!このギルドも!!!!この先の未来も!!!!」

「・・・・・・・・・・・・。」


































「・・・了解した・・・マスター・・・!」

「!おうよ!!!」

何とかなったみたいだ。







「(あれなら、もう大丈夫だな。)」

俺は心の中でそう思うのだった。

「エルザは休んでな。そのケガじゃ・・・」

「問題ない。」

カナさんの言葉にエルザさんはそう言うが、
怪我はかなり酷い様だけど・・・・・・。

「リオンとこの回復娘と、
 王国の衛生兵(ヒーラー)のおかげで、なんとか動ける。」

「ウェンディもいてくれたらもう少し回復できたんでしょうけど。」

「本体は合流できたといいけどな・・・・・・。」

グレイさんとジュビアさんと俺はそんな話をする。

「それにしても、不気味な月だな」

赤く光る月を見上げてフリードさんがそう言う。

月蝕(エクリプス)か・・・。」

ラクサスさんがそう言う。




























一方、エクリプスの方では・・・


「見ろ!!」

「オオッ!!」

「人類の希望の扉が開く!!」

「勝利の扉が開くぞ!!」

王国軍達は開かれていく扉を見て騒ぎ立てる。

「すごい魔力だね。」

「ヒゲがぴりぴりする〜!!」

「確かにこれなら、ドラゴンを一掃できるかも」

「これほどの魔力が1ヶ所に。」

エクシード達はそう言う。

「これで、未来は救われるんですよね?」

「うん。」

「だと・・・いいけどな・・・。」

「ああ・・・。」

俺と未来の俺は、どうしても・・・あの言葉が気になっていた。













『お前はこの計画の1番の障害となる!!』


















「(あれは一体、どういう意味だ・・・?)」

未来のローグの言葉にどうしても気になっていた。

「ルーシィさん?」

ウェンディの方を見ると、ルーシィさんは1歩ずつ、前に歩いていた。

「ダメ・・・。」

「え?」

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