ガンダムW
1640話
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はあくまでもこのW世界の発展……特にネットワークやセキュリティがあまり進んでいないからこそだろうが。
ともあれ、こちらとしてはこうして楽に情報収集が出来る以上、文句を言うべき事じゃないんだが。
情報を抜き出し終わり、ネットワークに繋がっていない区画がどこにあるのかを確認し、それ以外にも適当に役に立ちそうな情報を抜き出すと、そのままハッキングツールを取り外す。
幸いと言うべきか、未だに俺がこのコンピュータにアクセスしているのが知られた様子はない。
まぁ、もしネットワークを向こうで遮断しても、もう遅いけどな。
MSを建造出来る区画はネットワークから隔離されている以上、向こうをどうにかするにも、直接手で壊すとか、そういう手段を取るしかないのだから。
影のゲートを展開し、そこに身体を沈み込ませ……
そして影のゲートから姿を現すと、既に俺の姿はネットワークから遮断されている区画にあった。
一応という事でスライムを使い監視カメラの類を調べると……ちっ、重要区画って事で、当然のように監視カメラはあるな。
さて、どうするか。……まぁ、どうするかと言われても、監視カメラの類が1つや2つじゃない以上、誤魔化すのは無理だ。
偽の映像でも流せばいいんだが……ハッキングツールはあっても、そういうのはないしな。
いっそ監視カメラの映像が流れている場所に突入して、その人員を気絶させて……とも思ったが、ウィナー家の本拠地とも言えるのがこの場所である以上、映像をチェックしている場所が1つとも限らない。
だとすれば、そこで無駄に時間を使うよりは、素直に監視カメラを破壊してしまった方がいいだろう。
幸いここはネットワークが外とは完全に切り離されており、向こうからコンピュータの操作をする事は不可能なのだから。
こちらとしては、かなりありがたい。
この区画全てにスライムを伸ばしていきながら、それと平行してこの区画の構造を把握していく。
MSを建造出来る開発区画と、色々と研究をする為の研究区画……へぇ、MSに使うのか、物資もしっかりと置かれている。
まぁ、考えてみれば、原作でもカトルはここでウイングゼロを開発したんだ。
だとすれば、それを建造する為の資材がここにあるのは当然か。
当時のこのコロニーでは、ウィナー家は敵扱いになっており、とてもではないがカトルが独自にMS建造用の資材を用意出来る筈が……うん? 待てよ? だとすれば、もしかしてガンダニュウム合金も用意されてるのか? だとすれば、そっちもしっかりと貰っていく必要があるな。
少なくても原作同様にここにある資材だけで、ウイングゼロを作れる筈だし。
……いや、バルジやら何やらで色々原作と違う歴史を辿ってはいるけど……多分大丈夫、の筈。
ともあれ、スライムを使って
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