ガンダムW
1639話
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緒に逃げる時に……」
さて、正直なところ本当にヒルデをどうするかは迷う。
原作では一応MSに乗ってたが、その才能は決して高いとは言えない。
いや、OZに特別扱いされていたと思えば、一般人よりはMSの操縦が上手いのかもしれないが、所詮はその程度でしかない。
シャドウミラーに所属するには、最低でも準ガンダムパイロット級の操縦技術は欲しい。
最初はそこまでの技量がなかった綾子だが、サーヴァントとしての力を使い、能力をぐんぐんと伸ばしていった。
そう考えれば、ヒルデがシャドウミラーの実働班としてやっていくのはまず無理だろう。
となると、それ以外……ああ、でもデュオと一緒にジャンク屋として、曲がりなりにも事務所を構えてたんだよな。
だとすると、書類仕事に対する適性は問題ない。
幸いにも……もしくは不幸にも、シャドウミラーの書類仕事を行えるのは、現在は凛だけだ。
その凛も、能力はともかく手はどうしても2本しかない。
そうなると、処理出来る書類の数にはどうしても限界がくる。
「シャドウミラーに事務官として入るか? 今なら歓迎するけど」
「マジかよ!?」
俺の言葉に最初に驚きの声を上げたのは、当然のようにデュオ。
まぁ、自分が連れてきた相手が、いきなりシャドウミラーに入るかと誘われているのだから、その辺りは当然か。
「えっと……その……何でいきなり?」
「元々事務官は何人か入れようと思ってたんだ。今は凛が1人で書類を処理してるしな。……どうだ? 勿論無理にとは言わないが、デュオに何か思うところがあるのならお薦めだぞ?」
その言葉に、ヒルデはしっかりと頷くのだった。
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