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第八十二話 要塞対要塞です(その2)
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中将が拳を手の平に叩きつけた。序盤から敵に主導権を握られたのがよほど悔しかったのだろう。それを横目で見ながらウィトゲンシュティン中将は第十三艦隊の後置戦力約8000隻と第十七艦隊を臨戦態勢にさせて待機させ、残りの艦隊を順次帰投させてドッグ入りさせた。損傷が比較的多かった第十六艦隊は優先的にドッグに入れて再編を急がせるのである。
強襲を受けた同盟軍の損傷は第十三艦隊1093隻、第十六艦隊2301隻、第十七艦隊502隻。死傷者10万3983人。
損傷した要塞浮遊砲台は389か所に上り、要塞軍港内部も損傷した他、内部にいた陸戦隊とローゼンリッター計8576人が死傷した。なお、ローゼンリッターは負傷205人、死者3人という程度にとどまっている。
他方、帝国軍の損傷は、ロイエンタール艦隊1326隻、ミッターマイヤー艦隊1158隻、後から参戦したティアナ艦隊は損害208隻と軽い。死傷者8万3927人、装甲擲弾兵死傷者1万3826人である。これは内部での戦いでというよりも撤退時に多くの被害を出した結果だった。
序盤としては被害状況は互角であるが、双方ともに敵兵の幾人かを捕虜としている。相手の荒肝をひしいだという点では、やや帝国軍に有利な展開となった。
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