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マクロスフロンティア【YATAGARASU of the learning wing】
謝罪
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「取り敢えず、プランを絞って、実機に反映するまで……そうですね、四、五ヶ月程でしょうか?」
「随分早いんだな。」
「機体そのものは既にありますし、使う技術も実証済みの物ですから、これくらいは当然ですわ。」
そういうものなのか?いや、コイツが言うならそうなんだろう。
「そっちも楽しみだが……目の前の事からだな。」
「そうですわね。最終点検も終わってるのであとは飛ばすだけですわ。若干感覚が変わってるでしょうから先ずは慎重にお願いしますね?」
ルナの台詞に右手を挙げて応えつつ、実に二週間振りの相棒に乗り込むのだった。
「あ、翼!」
アイランド1のとあるライブハウスの楽屋。奏に呼ばれて来た俺だが、予想外の人物がそこにいた。
「……ふぅん、貴方が奏の彼氏ね?」
「………ミス・シェリル・ノーム。どうしてここに?」
よもや銀河の妖精がいるとはな……。あ、グラス中尉もいるな。オズマ少佐の元カノなんだよな……別れた後少佐が二週間程めんどくさかったのを覚えてる。そういやシェリルの護衛だったな。
「あら、いたら悪いのかしら?」
……何だ?この試されてるような感覚は。こっちの反応を面白がってるみたいな……
「いや、アンタが彼氏と彼女の密会に出歯亀するような無粋な人だとは知らなかったから驚いただけで。」
「ちょっと…どうしてそうなるのよ!」
「……状況証拠から推論しただけだが?」
あれ?俺何か間違ったこと言った?
「翼、あんまりイジワルしちゃ駄目。シェリルもムキにならないで。」
奏が仲裁に入る。……意地悪したつもりは無いんだがな。まあいいとしよう。
「で、本当のところどうしてここにいるんだ?」
「……奏に彼氏がいるって聞いて、どんな人なのか興味があったのよ。」
ふーん、成程ね。……ん?待てよ、今の口振りからすると……
「……あれ?お前らって仲いいの?」
そう、そこだ。シェリルはまだフロンティアに来て精々二週間。同じ歌手同士だとしてもそもそも接点が……
「ちょっと前にトーク番組で一緒になったのよ。その時にね。」
奏からの説明で納得がいく。まあ確かに性格的には似てるもんな。強気のシェリルと大人しそうに見えて意外と大胆な奏。きっかけさえあればすぐに仲良く成れそうだ。……喧嘩でもしたら長引きそうだけどな。
「ああ、そう言えば……ミス・シェリル。」
「何よ……って何よ!?」
気持ちは分かる。初対面の人間がいきなり頭下げてきたらビックリするだろう。
「
S.M.S
(
ウチ
)
の新人が迷惑をかけた。済まなかった。」
「………いいわよ、そんな事。」
アルトの奴がシェリルを殺しか
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