始まりから2日目
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は?」
「名前…?結城明日奈。」
目の前の彼女は平然と本名を口にした。
俺は「あ…、ゲームは初めてなのか。」と苦笑してから話した。
「プレーヤーネーム。この世界に来るとき入力した時のだよ。」
すると、俺の言葉の意味が分かったらしく納得したようで口を開いた。
「私の名前はアスナよ。」
「アスナ…、俺の名前はアキ。」
「アキ君ね。」
アスナは俺の名前を聞き覚えた!と言わんばかりに手をポンと叩いた。
「あ、アスナ。さっきはしょうがないけど、この世界では現実の名前、本名を言って駄目だ。これからは気をつけて。」
「うん、そうするよ。」
そうして俺達は宿で別れた。
俺は攻略へ。
アスナはまだ気持ちの整理が出来てなく、「アキ君に着いていきたいけど怖い…」と言い始まりの町に残った。
もちろん、一人で残す事に危ない気したため「何かあったらすぐに連絡しろよ?」と言ってフレンド登録も済ませた。
「そういえば、良く話せたな…。」
俺は昨日今日の己の行動に感心しながら、圏外に出た。
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