第三十九話 おぢばがえりその六
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「全く、そんなこと言っても何も出ないわよ」
「出なくてもいいですよ」
「いいのね」
「はい、とにかくおぢばがえり汗をかいていきますね」
「そっちは頑張ってね」
本当にそうしして欲しいと思っていることは事実です、だから阿波野君にも真面目に返しました。いつも真面目なつもりですが。
「脱水症状とかに気をつけて」
「そうしてきますね」
「私も頑張るから」
「そうしてきます」
軽くこうしたお話をしてです、、私は阿波野君と別れて自分のクラスに戻りました。そのうえでパンを食べるのですが。
皆も期末テストのことにでした、それからのことをお話していました。
「おぢばがえりどうする?」
「ひのきしんあるわよ」
「私実家の教会の方に行くわ」
そんなお話をしています、それで私にもお話を振ってきました。
「ちっちもよね」
「吹奏楽部の方で、よね」
「ええ、そうなるわ」
私も答えました。
「部活があるから」
「もうそろそろ引退だけれどね」
「私達三年だしね」
「受験もあるけれど」
「ちっちは天大受けるわよね」
「ええ、推薦でね」
天高内の、です。
「その為に勉強もしてるし」
「すぐに受かるといいわね」
「推薦でね」
「ええ、推薦入学したら」
それからはです。
「卒業したら詰所に入るから」
「奥華の?」
「詰所から学校に通うの?」
「そうなの、寮もあるけれど」
天理大学にもあります、おみちの学校は日本そして世界から人が帰ってくるので寮もかなり充実しています。ですが私は大学に進学出来たなら、と前から決めていました。
「詰所でひのきしんさせてもらいながらね」
「大学に通うの」
「そのつもりなの」
「そうなの、詰所の人とはお話が整ってるの」
お父さんとお母さんもそうしてくれました。
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