91部分:動きはじめた時その二
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やって小銭を人から巻き上げることばかりしやがって。同門として恥ずかしい限りだぜ」
「同門って!?」
ロナンが尋ねる。
「ああ、デューさんがレンスターにいた頃ほとんど同じ時期に弟子入りしたんだ。だから俺もこいつも太陽剣が使えるのさ」
「じゃあパティやディジーの兄弟子にあたるわけですね」
トリスタンが言った。
「まあそういう事になるな。もっともデューさんは今ヴェルダンの方に行っちまってもう何年も会っていないけどな。ところで君達」
パーンが妙な笑みを浮かべた。
「何ですか?」
「ダイス遊びをしないか?大丈夫、カードと違って・・・あっ!?」
リフィスがパーンの手からダイスを奪った。
「リフィス、手前・・・・・・」
すぐにダイスを口に入れ噛んだ。ペッ、と吐き出されたダイスはわれその中には鉛が入っていた。
「こんなイカサマがあるぜ」
リフィスは中の鉛を見せながら得意そうに言った。
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