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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
36共産革命
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まった。

「サッキュバスちゃん交代して」
「はい」
 怖い顔で咽び泣いている姫を撤去して、血まみれの足と股間を拭いて貰い、愛情の欠片もないセックスに恐怖したカズマは愛に飢え、細くて華奢な新人サッキュバスちゃんにしがみついて泣いた。
「か、カズマさん」
 まだ自分を様付けで呼ばないで、ただの冒険者として、年上の男程度の呼び方をしてくれる女の子を抱きしめる。
「好きだっ、好きなんだっ、愛してるよっ」
 たった一度命を救っただけで自分を愛してくれて、裁判の時も自分の命を掛けて救い出してくれた女の子に、自分からも愛情があると告げないと居られなかった。
「ありがとうございます、私もカズマさんが好きです、愛してます」
 泣きながらピンク色の唇を貪り、その美しさが作り物であっても、愛は作り物ではないと信じて抱き締め、胸にもむしゃぶりついて泣く。
「好きだ、好きなんだ」
「はい、はい」
 カズマを落ち着かせるように頭を撫で、背中も撫でて、だいしゅきホールドで答えて男性器を愛し気に受け止める。
「ありがとう、好きだっ、好きだっ、好きだっ」
「はい、私もです」
 嬉しそうに顔を赤らめて貰い、もうそれだけで感極まってしまったカズマは、愛がある恋人とのセックスに感動して2分と持たずに発射してしまった。
「ああ、ありがとう、大好きな女の子と抱き合って愛し合うのがこんなに幸せだなんて」
「そんなに喜んでもらえて嬉しいです」
 何の打算も無く、ただ愛してくれて抱き合って、子供までできるのが幸せで泣くカズマ。
 隣ではGATEに出て来るボーパルバニーのお姫様みたいな女が、呪いの籠った目で見ていた。

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