86部分:雷神その二
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
れている。礼拝堂の奥には祭壇が設けられており地槍ゲイボルグを司る神である地母神エルダの像がある。そこで数人の男と二人の少女が争っていた。
一人は茶の長い髪の小柄な少女である。剣を手に机の上と椅子の間を跳び回っている。
椅子を敵へ向けて蹴り上げる。敵の男はそれを顔に受け後ろによろめいたところを喉を掻き切られる。別の男が剣を出すとその手を蹴り飛ばし顔の横を刺す。まるで猿の様である。
もう一人の少女は茶髪の少女と同じ位の背丈をしており後ろを短く切り前を延ばした茶の髪型に少年の様な顔立ちと茶色の大きな瞳を持っている。膝までの白い法衣と赤がかった橙色のタイツ、緑のマントを着ている。
少女が左手の平を前へ突き出した。火球が撃たれ男の胸を直撃した。男は吹き飛ばされステンドガラスを破り外へ落ちていった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ