二章 追いつかない進化 - 飽食の町マーシア -
第17話 太ましき町人
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
だった。
皮の鎧を着けているが、かなりきつそうである。
(あのさ、シドウ)
(何?)
(あの人、ちょっと太り過ぎじゃない? 押したらどこまでも転がりそう)
(確かにそうだけど……。俺と最初に会ったときみたいに、感想を本人に直接言いに行ったりしないでよ?)
(大丈夫大丈夫。あの人はシドウじゃないから。そんなこと言わないって)
(……)
三人は近づき、兵士に挨拶をした。
すると、
「おやおや、若者三人だけで来たのかい。珍しいこともあったもんだ」
そう言って詰所からもう一人、中年の兵士が出てきた。
その兵士も、同じくらいブクブクに太っていた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ