暁 〜小説投稿サイト〜
ブレイブソード×ブレイズソウル 〜phantom〜
第一部
零章
亡霊

[2]次話
〜魔剣研究施設〜

施設内で警報機の音が鳴り響く

研究員「侵入者です・・・お前は・・・ザザザザ・・・」

施設長「おいどうした・・・何故貴様が・・・ぐぁぁ・・・」

???「貴様らは彼女達に恨みでもあるのか・・・待っててくれ今助けるからな」

少年は謎の液体の入った水槽に沈められ鎖で手足を繋がれた猫耳の少女達をを見つめながらそう言った

研究員「ここは通さんぞ・・・被検体0189番」

???「その名で呼ぶな・・・俺は零司だ・・・お前達が殺したあの娘が俺にくれた名だ」

零司と名乗ったフードを被った少年は持っていたバタフライナイフで研究員の首を切り落とした

零司「お前達が俺に与えた力だ・・・それで死ねるなら本望だろ?」

零司は研究員の頭を何処かに蹴り飛ばした

零司「待っててくれ今助けるからな」

零司はそう言いながら水槽を素手で殴ったすると水槽にはヒビが入り割れた、そして謎の液体が流れ出たと同時に少女達が目を開いた

???「だ・・・れ?・・・主様・・・?」
???「新しい・・・主様・・・かな・・・お姉ちゃん?」

零司は少女達に近寄り手足に繋がれていた鎖を素手で引きちぎった後、着ていたボロボロのコートを彼女達にかけそして、抱きしめた

零司「怖かったか・・・でももう大丈夫だ俺がお前らを絶対に守るからな」

???「怖かった・・・怖かったよ主様うわぁぁぁぁぁん」
???「主様、主様うわぁぁぁぁぁん」

零司は少女達の髪を撫でながら「気が済むまで泣いていいんだよ」と彼女達の耳のそばで言った

彼女達は泣き叫んだ後零司にもたれかかりながら眠りについた

零司「紅葉・氷華を魔剣状態に移行」

━━承認・魔剣ロックを開始します━━━

零司は研究施設の資料、機材を破壊して回った

零司「そろそろ出ようか」

零司は研究所から飛び出し
そして、研究所内から脱出した零司は燃え盛る研究施設を見て誓った

零司「お前達は・・・根絶やしにする」

・・・・・・
続く
[2]次話


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