81部分:合流その三
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
こなせないと言われているマスターソードである。
剣を振り下ろす。風を切る音がした。敵兵が鎧ごと両断される。横一文字に斬る。胴を両断される。
手斧が襲い掛かる。剣でそれを叩き落とした。返す刀で手斧を投げたその兵士の胸を貫く。
不意を衝かれたフリージ軍は恐慌状態に陥った。慌てて鍋代わりにしていた兜を被り火傷を負う者、火に突っ込む者、煮えたぎるシチューに足を入れる者、急いで魚を飲み込み喉に骨が刺さる者、一種の喜劇の様な有様であった。セリスの指揮の下解放軍五千の騎兵は一糸乱れぬ動きでフリージ軍を縦横無尽に切り裂いていく。それに対しフリージ軍は組織立った反撃が出来ず各個に撃破されていった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ