第3章:再会、繋がる絆
第95話「再会し、繋がった絆」
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しの間か...。...軽いな。」
「もっと重いと私も思ってたよ...。」
本来なら犯人扱いな所を被害者に変えたとはいえ、司がジュエルシード...つまりロストロギアを無断使用した事には変わりはない。
それがいくら緊急時且つ必要であっても、罰はあるのだ。
尤も、それがあまりにも軽いと優輝達は思った。
「ジュエルシードは?」
「以前と同様、本部で管理だよ。ただし、より厳重にね。」
「なんか、勿体ないな。せっかく天巫女としての力が使えるのに。」
元より、ジュエルシードは天巫女一族の所有物である。
事件に大きく関わっていたとはいえ、使えないのはもったいない。
「シュライン曰く、私が呼び出そうとすれば呼び出せるみたいだよ?あの時力を使い果たしたけど、今はもうそれなりに回復してるらしいし。」
「管理局涙目だねー。せっかく封印魔法掛けたのに、それを無視されるんだもん。」
「それでいいのか管理局...。」
ジュエルシードの事は仕方ないとしても、そう思わざるを得ない優輝だった。
「あたし復活!」
「まだ気分が高揚してるわね。久しぶりの宴だからかしら?」
「な、流れるように頭に矢を刺した...。」
そのすぐ傍で、テンション高めに復活した葵に矢をツッコミ代わりに直接刺す椿と、それを見て少々引くアリサとすずかがいた。
ちなみに、奏も表情に出していないが驚いてはいた。
「ほら、こんな話は終わって、楽しもうよ!」
「そうだね。」
「ああ。」
そんな様子を見て、優輝達もパーティーへと意識を戻す。
「前に見た時も思ったんだが、葵はそれされて大丈夫なのか?」
「んー?慣れてるから大丈夫だよ。」
「慣れる程経験があるのか...。」
見れば、刺している椿もそれが当然だと言わんばかりに葵を放置していた。
その様子から余程慣れているのだと、その場の全員が思った。
「...こっちもこっちで楽しんでますね。」
「あ、リニス。」
「私もこっちに同席するようにと、プレシアとリンディ提督に言われたので。」
そこへ、リニスも同席するようになる。
「ところでどうして葵さんは頭に矢を?」
「いつもの事だよー。」
「...そういえば神社でも何度かありましたね。」
神社でも似たようなやり取りをしていたため、リニスも何度か見た事があったようだ。
「それはそうと優輝さん、シャルラッハロートは大丈夫ですか?」
「あー...その事か...。」
シャルラッハロートは、アンラ・マンユとの戦いで神の力の代償として優輝の腕と共に、ボロボロになってしまった。
コアは無事だが、“代償”のため、自己修復では
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