第二話「永遠の”のぞみ”と”ひかり”」
引退前日
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転席に戻ってきて欲しいって思っていたんじゃないのか」
のぞみ「君のことはもう仕方がないことだ。見送ってくれるだけでも嬉しいよ。
それより、君はまだまだ頑張れるだろう。後輩の運転士を育てたりとか・・・。」
レスキュー「それに関しては、ミーがうちの後継者をfinding、探しています。それが見つかったら、ボスはJHRに戻る。で、捨てた夢を取り戻せばOK。」
7「それに、ケンタも西日本で運転士目指しているんだ。先輩として、運転のイロハを教えてやれよ。」
テツ「ハア・・・みんな楽天的だな・・・。」
W「楽天さ捨てて、悩むばかりの生き方をしていたんじゃ、誰も幸せになれないよ。」
ひかり「ウエストの言うとおりだ。それより、ほら、指定席券だ。」
テツ「・・・ありがとうございます。」
のぞみ「テツユキ君、それじゃあ、後で運転席、座ってみるか?」
テツ「・・・ああ。」
下町中華374庵
ミナヨ「そんなに落ち込んでいたの・・・。」
ひかり「うん。後でサービスしてくれないか。代金は私が払うよ。」
ミナ「・・・でも、テツユキ君、まだ・・・。」
神田父「・・・まだ?まだ仲たがいしたままなのか?この前よく話し合ったんじゃ・・・。」
ミナ「その話とは別よ。前に比べれば、ここで食事したり、出前を取ったりした時は愛想良くなったわ。
でも、私が『どっか行こうか?』って誘ったりすると『他の誰かと行け。』って、途端に態度が冷たくなるの。」
W「さすがのテツユキ君も警戒しているんじゃない?またワガママに振り回されて・・・。」
ミナ「私はもう大人よ。テツユキ君のこと・・・もっと大事に・・・。」
W「どうだか・・・。」
7「ウエスト。ミナヨちゃんをいじめるなよ、ケンタもケンタだが、お前もお前だ。」
神田父「ケンタ君も変わったよな。前は気弱だったのに・・・。」
W「運転士を目指している分、責任感が強いんだよ。いい加減な人間を許せないのさ。」
ミナヨはまたあの一件‐アオバに怪我をさせた事故を思い出した。
あの時、ミナヨは峠一家にとってかけがえのない宝物だったプジョーを大破させてしまった。
ケンタからは
「あの自転車が直ったとしても、ミナヨ姐ちゃんが許されるとは限らない。さて、どうしてくれる?」
という言葉を食らった。
反省のための試練を乗り越えた後も、ケンタとは未だに折り合いが悪い。
彼はJHR西日本の学校に入る前は、アオバと仲が良かったという。
神田父「はあ・・・せっかくカレー屋を復活できそうなのに、昔の常連さんがこれじゃあなあ・・・。」
W「カレー屋って・・・ヒーヒーカレー?」
神田父「ああ、この前東京駅内の・・・ひょんなことか
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