艦娘とスイーツと提督と・13
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わたと焦った様子で言い訳する明石。実は明石の恋心については他の連中に聞かされていたし、薄々解ってはいた。しかしこいつは一歩引いてしまって面と向かって好意をぶつけてこようとはしなかった。あくまでも上司と部下……ビジネスライクな関係でいようとしている。
「あぁ、楽しみにしてるよ……っと」
そこで俺はニヤリと嗤い、明石の腰(正確には逃げられないようにスカートのスリット)に手を回し、(というよりもスリットに手を突っ込み)明石の唇に強引に口付けをした。完全な不意打ちに明石の顔はゆでダコ状態である。
「てっ、ててて、提督?今のは……」
「ん?いつもありがとうって感謝の先払い。……要らなかったか?」
ブンブンと首を勢いよく横に振る明石。耳年増なクセに乙女っぽい所が実にからかっていて楽s……ゲフンゲフン、可愛らしい奴なのだ。
「んじゃ、俺はそろそろ店に戻るわ。早霜に留守を預けて来てるんでな」
「あ、ふぁい……じゃあ」
「あんまり根詰めすぎんなよ?じゃあな」
そう言って工廠を痕にした。ついでに、ニヤニヤしながら外で待機してた青葉をジャーマンスープレックスの上、カメラを破壊しておいた。翌朝、青葉への処分は追って伝える予定である。
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