ガンダムW
1635話
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「仕方がない。なら、コロニーの外壁に出来るだけ被害が出ないようにしてビーム砲を破壊するしかないな」
『は? どうやってだよ?』
呆気にとられたデュオの通信に、笑みを浮かべて口を開く。
「ビームサーベル、ビームサイズ、ビームグレイブ……これは別に飾りじゃないだろ? ようは、ビーム砲を破壊する時の爆発が外壁に被害を与えるんだ。なら、爆発するよりも前に、ビーム砲を外壁から切り離してしまえばいい。出来れば切り離して爆発させるのはコロニーから少し離れた場所ってのがベストだな」
ちなみに、こうして会話をしている間にも俺達はMSを動かし、こちらに向かって放たれるビームを回避している。
この辺り、シャドウミラーに所属するするのなら当然だろう。
『本気かよ?』
「当然だろ。今の状況でビーム砲を安全に破壊するのなら、それしか手がない。……それに、連合軍に被害が出ないようにする為にもな」
仮にも俺達は連合軍に雇われている傭兵部隊なのだから、向こうがしっかりと報酬を支払ってくれる間は、きちんとこっちもそれに応える必要がある。
『……ちっ、わーったよ。ったく、アクセルは無茶を言ってくれるぜ。綾子も、よくこんな男と付き合ってられるよな』
『そうか? アクセルは無茶は言っても、無理は言わないぞ?』
デュオの言葉に、綾子が笑みと共にそう告げる。
その言葉を聞いたデュオは、溜息を吐いてからデスサイズの速度を一気に上げる。
『おらおらおらぁっ! 死神のお通りだ! 更に後ろには破壊神もいるぞ!』
……大魔王って呼ばれた事は何度もあったけど、破壊神ってのは初めてだな。
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