レポート 02
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「まあ色んなサーヴァントを演じられている方ですし、アニメ版FGOの主人公もされてますから。それに梶田さんがいないときは代わりに運営から石をもぎ取ってくれますし」
「もぎ取るとか言っちゃダメだからね! 一応あれは不正じゃないということになっておるんじゃから!」
いやいや、あれはどう見ても不正ではないでしょう。どう見ても運営側も了承している流れですし、そもそも正義というものはそれぞれが決める価値観です。それでいて大勢にあるほうが正しいと認知される。故に……全てのマスターはあの方の味方なのですから不正などないのです!
「どこに向かって話しておるのじゃ。人と話すときは目を見て話せと習わんかったのか!」
「うるさいですねぇ……これは私の話なんですから人のモノローグにまで突っ込まないでくれます? 回す方のノッブに負けるノッブ」
「そっちの方がうるさいわ! あえてノッブという言葉を使うな。大体仕方がないじゃろ、わしが登場してからどれだけ時間が経っておると思っておるのじゃ。ちょくちょく別のメディアには出ておったが、復活したのは久しぶりなんじゃぞ。というか、あっちのノッブが悪い。新サヴァ実装→1時間で宝具最大みたいなことするあっちのノッブが悪い!」
「いや、悪くはないでしょう。あの方はFGOの広告塔みたいなものですし、そもそもグランドガーチャーですよ。回すのは当たり前じゃないですか。回せば当たるんですから」
「確実に当たるわけじゃないからね!? というか、あやつと同じような感覚でガチャを回したら破産じゃ破産。課金はせめて家賃まで!」
何を言っているんですか。ここで私を逃せばまた1年以上復刻されないかもされないんですよ。人生には決して引くことができない戦いも存在しているのです。ならば断腸の思いで課金するのは当然。だって引けなくて後悔するのはその人ですし。
あ、でもFGOは無課金でも楽しむことは出来ますので自分のペースで楽しんでくださいね。人にはそれぞれ趣味・趣向がありますので、もしかすると私が嫁ではない方も居ると思います。それに今後も新しいサーヴァントは増えるでしょうから全力を出すタイミングはあなた次第!
「何をひとりだけ良い子ぶっとるんじゃ!」
「だ・か・ら……人のモノローグに突っ込まないでくれますか。というか、何であなたは人の心が分かるんです? そんなスキル持ってなかったと思いますけど」
「いや、この話というか世界観なら何でもありじゃろ?」
何でもありじゃありませんから。何でもありなのはこの話というか世界を取り仕切っている私だけで。唐突に現れたあなたが好き勝手して良いわけないでしょう。これもどうせ聞こえてるんでしょうが!
「あぁもう、いいです。それであなたは何をしに来たんですか?」
「そんなの決まっておるじゃろ
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