暁 〜小説投稿サイト〜
Blue Sea 『空と海の境界線』
Operation 01
異変と彼女の心
Mission7(後半)「知られざる翼」
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始め、キャロルと自分はいったん外に出る。

「あのまま出せるんですか?」
「あ…例のカタパルトが勝手に移動するので大丈夫です。」
よかった。


ハンガーからカタパルトが出てきた。
「こういう仕様なのカ〜」
「すごい…」
2人とも別々の感想だ。動いているのだから驚くのも無理はないだろう。

「先にエイラから離陸してください。」

「了解ダ!」
滑走路に入ったエイラは勢い良く発進する。

「エンジン始動から30秒以内の離陸…ひとまず第1目標はよいでしょう。サーニャ、離陸してください。」

『この機体速いんだけド!』
「ジェットストライカーですから。」
『私の世界デハまだ開発中なのにこの時代はもう作れる技術ガあるのカァァァァァァァァ!』
速度に絶叫しているエイラだった。

『…速い』
サーニャが離陸したのを肉眼で見る。

『機体制御になれないナ〜』
「まあ問題ないでしょう。機体テストを開始してください。」
『『了解()』』

2機それぞれで上昇や下降、最高速度、基本動作などの確認を行っているのを横目にキャロルに言う。

「どういう感じなのだ?」
「2人のデータは機体のスペックをうまく出せています。初めてであそこまで乗りこなせるとは、なかなか想定していない結果です」
淡々として答える。

「あ、電話です。少し離れます」
キャロルは少し離れると携帯で誰かと話し始める。


『ヒャアアアアアアアアッホウ!』
エイラ、スピード狂の説が出た模様。






「…はい。ええ………了解です。彼に伝えます」
そう言って電話を切ると自分に言う。

「飛行テストの中止。ただちに彼女たちを着陸させた後、艦娘2人も指令室に集合。少しまずいことになりました」
「了解…2人とも、中止。着陸」
『『…了解』』

自分は先に医務室へ向かった。




熊野に伝えるため。
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