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ソードアート・オンライン 結城家の次男は両手剣使いで恋人は黒の剣士
分からぬ出会い
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ている。

「大丈夫だよ!そこまで無茶な注文とかはしないから!じゃあラグナ顔上げて立ち上がって!!」

「は、はい!!!」

キリトに言われた通り立ち上がると、キリトは赤い頬は変わってないが、先程の怒った顔ではなく笑顔を浮かべており、いきなり俺の手に腕を絡めて引っ張った。

「それじゃあ!まずは朝ご飯を食べてからね!!」

「おわっ!?ちょ、キリト!引っ張んなって」

「ダメだよ。まずこれが私からの最初の無茶だからね」

「最初ってことは、やっぱりたくさん来るんですね〜!?」

「さぁ、行こう行こう!」

とんでもないアクシデントと共に、キリトから無茶ぶりを要求されるが、完全に俺が悪いため従うことにすら。


朝食を一緒にした後、俺達は宿屋を出てこの街をまた回ることとなった。それはキリトの服を選んだり武器や防具を見たり、アイテムを買ったり買い食いをしたりなどした。
午前で俺のコルはそれなりに消えてしまったが、これでキリトの機嫌が良くなって笑顔が見れるのなら安いものだ。



午後は昼食をこの街で食べて、安い黒パンを10個買って街を出て、俺達は最後の街トールバーナを目指すことになった。

それにしても考えてみればあれはデートと言えるんじゃないだろうか?
まあ、そんなこと口を開いて言ったらキリトから「何言ってんの?キモーイ」とかは言われたくない、キリト自身そんなことは言わないと思うが、そういうのは本当に気を付けた方がいいんだ。長年の女と関わってきた俺の経験である。

(女って言うのは本当に、末恐ろしい存在だからな)

(やった!今日はラグナと一緒に街を回れた〜!!!)
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