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ソードアート・オンライン 結城家の次男は両手剣使いで恋人は黒の剣士
分からぬ出会い
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が返せないくらい世話になってるし、助けてもらってるからな、しっかりと耳に入れておかなければならない。
「ま、トレーニングに行く途中でアルゴに出会ってな、あいつの面倒ごとに付き合わされて、さんざんだったけどな」
「・・・・・・・・何それ、途中でアルゴ会ったってどういうこと?」
「いや、だからさ・・・・何かデマ情報流されて困ってたんだよ。そんで俺を見つけてそのデマ情報を流した場所に行ってくれないかって感じで言われたんだよ」
「俺も断ることはないし、それに無駄な犠牲者を出したくはなかったからな。貸し1つで引き受けたんだよ」
「やっぱりラグナってお人好しだよね・・・・・・それってつまりアルゴと2人っきりだったんだ」
俺が愚痴のようにアルゴの名前を出すと、それを聞いたキリトは何でか分からないが不機嫌な声となった。
「あれ?キリト、何か怒ってるのか?」
「別に〜・・・・・私は怒ってなんかないよ」
「いや絶対嘘だろ。お前やっぱ怒ってるんじゃないのか?」
「でもさ、嫌だろ?デマ情報で誰かが死んだりするのは、それにそんなことになったらアルゴにだって根も葉もない噂が立つのは避けたいからな」
「ふふっ、やっぱりラグナはお人好し処か・・・・・・・超が付くほどのお人好しだね」
そう言うと風呂場にいるキリトはまた笑いながら、俺について語った。俺は照れ臭く頬をポリポリと掻いた。
すると風呂場からガチャっと音がした。そこから「ふぅ〜、サッパリした」と声が聞こえてきた、どうやら風呂から出たようだ。
ふと俺はあることを思い出して、キリトがいる脱衣所のところに入った。しかしこのときの俺はとてつもなく神の天罰を受けてもいいくらいの愚かなことをした。
「おいキリトォ・・・俺達で
あること
(
・・・・
)
をアルゴに依頼しただろ。その結果がこれなんだ・・・・・け、どぉ」
つい、ついだ。つい友達感覚で俺はドアをノックせずに開けてしまったのだ。身勝手だが俺自身キリトとは友人となってたと思っている。
そんでそこにいたのは、
「え・・・・・ラ、ラグナ!?」
まだまだ拭き終わってないようで、所々に水滴の滴が体に付いていたり髪からポタポタと落ちる。筋肉はないがほっそりとして柔らかそうで傷跡もないスベスベした肌。
うん、真っ裸のキリトである。それでも大事なところはタオルで隠されているから大丈夫なのだが、お互い見詰めあったまま何分間か経つ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・き」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・き?」
そしてキリトが第一声を放った。
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?!!?」
「ぶへらっ!??」
キリトは
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