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ソードアート・オンライン 結城家の次男は両手剣使いで恋人は黒の剣士
分からぬ出会い
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2年11月
デスゲーム開始から1ヶ月が経とうとしている。現実世界からの救出は未だにない。
この半年辺りにより、約2000人近くのSAOプレイヤーが永久退場した、そしてアインクラッド第一層もまだ攻略できていない。
しかし次第に話が出ている。第一層・最後の街《トールバーナ》で、攻略会議が始まろうとしているらしい。
俺とキリトは攻略会議に参加するため、トールバーナに向かっている。
アニールブレードを獲得した後、俺とキリトはパーティーを組むことを決めた。これは俺達の信頼の証であり、共に生き残ろうという覚悟だと思う。
パーティーを組んでからは、二人一緒にお互いのフォローをしつつ、第一層の攻略などに励んだし、もちろんフレンド登録もした。
それとコルを節約するため、宿屋を一緒に使うことにした。まあ、いわゆる同居というやつなのだが、そこら辺はキリトに気付かれないよう意識せず普通に対応したが、寝るときキリトが顔を赤くして両の頬を触りながら何か言っていたが、俺は全力で何も気にしないように眠りに就いた。
「武器の整備は昨日キリトと一緒にやったし、ポーションとかの補充も後ですれば良いな。このままトレーニングに行くか」
トレーニングに行く前に色々と確認したが、やるのはトレーニングだけのため整備は充分と言えるし、ポーションは6個あるから補充も必要ない。
確認を終えた俺は、トレーニングをするためフィールドに出ようと足を動かした途端、聞けば忘れることはない声が後ろから聞こえてきた。
「おっ、ラグ坊。こんなところで出会えるとは、オネーサンは運が良いナ」
その声を聞いた俺はつい足を止めそうになるが、何とか足を止めず無視を決め込み、歩を進める。
「あれ?おーいラグ坊。聞こえてるだロー?」
歩を進める俺に対して、フード付きのマントを被っているそいつも俺を追い掛けてくる。聞こえてないフリをして、俺はさらに歩を進める速度を上げる。
「いくらオネーサンに出会えたのがそんなに良かったからって、無視はないだロー。それとも、こんなところでオネーサンといるとキーちゃんに誤解が生まれるのかイ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
何があろうと無視だ。そして人気のないところに入ったら全力ダッシュで、こいつから逃げ切ろう。そうすれば何とかなるはずだ。と考えていた俺だったが、次にとんでもないことを言われ、俺は止まる処か振り向き肩を掴んで叫ぶしかなかった。
「しょうがないナ、このまま無視をするんだったらキーちゃんにラグ坊のスリーサイズを教えるカ」
「ちょっと待てえぇ!アルゴ!何でお前が俺のスリーサイズを知ってんだ!!!あ・・・・・・・・・」
俺は叫び声を出したことに後
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