第75話 不測
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生まれた過程なんて関係なかったし、生きていて欲しかった
私と過ごした日々を無駄にしないために行動をしなくてはならない
その後実験のどさくさに紛れて掌握していた下級研究員にメンタルガードを細工させて、私は水面下で支配を広げていった
ジワリジワリと彼の命を削ったように奴らの心から自分を消させていく
エクステリア計画の関係者は全員洗脳済みであるが......ただ1人
ただ1人『ゼツ』という協力者だけは雲隠れしていて洗脳が出来ていない
ララの命を奪った張本人だけが......
******
ホテルのスイートルームで元学園都市第1位の一方通行(アクセラレータ)がグルグルの面を着けてベッドに大の字で横になっていた。
「あー、あー、本日は曇り後雨の糞最高な天気でごさいますっすな。糞みたいな能力者の糞みたいな試合を楽しみに......うーむ、インパクトが弱いっすね〜」
手には何やらルーズリーフを持ってあれこれ呟きながらペンでグリグリとアイディアを書いている。
「やはり糞よりもウンコの方がオイラ的には......ウンコみたいな天気にウンコみたいな能力者......ぷっ!ぎゃははははー!サイコーっすね」
するとホテルのスイートルームから染み出すように黒白はっきりとした食中植物のような外見をしたゼツが頭部から出現してきた。
「トビ......」
「ウンコみたいな試合って......ありゃま!?休養中だったはずだったんじゃなかったんすか?」
態とオーバーリアクションをしたトビが腕を振り上げながらびっくり仰天のポーズをした。
「少し気がかりな事があってね。その前にそれって何?」
白ゼツが質問する。
「あ、これ?今度の祭りで読むスピーチ原稿っすよ。爆笑間違いなしの傑作が出来るはずっす。最近オイラも忙しくってね〜、トロフィーのデザインやキャラクターのデザインやらやら」
「チャクラ感知ヲシテイルノカ?」
「そんな暇なんかにゃーっすよ」
「最近、サソリ達の動きが活発になってきてね。僕らなりに調べたんだ」
「先輩が?そういえば、何で写輪眼が使えたんっす?」
「......マダラノクローン......零号『ララ』ダ」
「!?あれって仙術取り込んだら崩壊して死んだはずっすよね」
大き過ぎる仙術チャクラに耐えきれずに写輪眼が生み出した時空崩壊に吸い込まれた。
時空崩壊した場所では原子レベルでバラバラにされる為遺体すら遺さない写輪眼術者の成れの果て、墓場のようは場所だ。
「そうだと思ったんだけどね。どうもサソリを転生させたみたいなんだよ」
「へぇ〜、先輩は実験体ララっすか?まあ、それが分かってどうしたんすか?」
「新タニ暁ヲ組織シ始メタヨウダ」
「あららららら......暁っすか〜。メンバーはどん
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