色々呼び出されて凜も士郎も補完
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呪が揃えば私とディルムッドの関係は完全になる、ハァハァ」みたいな寝言を言いだして一家離散、マイヤに気絶させられた上で肘から先をナイフ切り落とされて拳銃で腕ごと令呪を粉砕されて人質になって切嗣に脅迫されたエルメロイが契約結ばされてからディルムッド自決してソラウ射殺されるぐらい悲惨な目に逢う。
「まあ、良かったわねえ凜。先生二人にそこまでして貰ったら、もう結婚するしかないんじゃない?」
「は、はい、そうします。グスッ、先生、私も立候補します。グスッ、こっちの世界の先生のお嫁さんにして下さいっ」
もうクロエには敬語、歯向かう気力も一切なくし、天使様(悪魔)が言う通りにすれば幸せになれると思い込んで、パパとママにも囲まれ、妹まで揃って補完された凜は、ルヴィアと同じようにエルメロイに求婚した。
「ああ、君さえ良かったらそないしよか、何せクロエ様と大将のお達しやから、ご命令通り幸せにならんとなあ」
「あら、ごちそうさま、お幸せにね、クックックッ」
また一名減ったライバルを見て、ほくそ笑むクロエだった。
「「そや、シロー君も養子に貰て、魔術師も継いで貰お」」
その場合「義母ルヴィア」とか「義母、凜」みたいな同い年の義理の母がいる「どこのAVだよ!」と言われそうな家族編成になる。
エルメロイも主君に与えられたファミリーの処女性には拘っていないので「はぢめてだけは士郎と」みたいな感じで孕んでも「シローくんならオッケーや」で済ませてくれる。
工房で凜が号泣して求婚している頃、綺糺はとっくの昔にエーデルフェルトに到着して、高級なコーヒーなど出されて愉悦していたが、自分を呼び出したギルガメッシュまでいないので、気配がする工房まで来た。
「遠坂…… 時臣?」
自分が後ろから挿して?あの世に送ったはずの人物が生きていて驚く、人形もアンジェリカの置換魔法も知らない、この世界の綺糺。
「おや、君も来てくれたのか、言峰君」
弟子とか綺糺とも呼ばず、出会った当時の呼び方で呼ばれ、冷や汗をかきながら逃げ出す準備もして、涼しい顔で対応する綺糺。
「おや…… 先生、お久しぶりです、どのようにして現世に?」
魔術師なので地獄で取引でもして下生したか、何か術でも使って受肉したようなので警戒する。
「私にも分からないのだが? 娘たちが苦労してくれたようだ」
「クッ、クロエとアンジェリカが… うっ」
泣いているので説明できなかった凜だが、嫌いな後見人にも話そうとしてしまうぐらい機嫌が良かった。
「あら、来ちゃったのね? 言峰綺糺さん。犯人はお前だっ!」
いきなり名探偵になって、じっちゃんの名に懸けて、黒縁眼鏡もかけて蝶ネクタイをして、綺糺を指さしたクロエ。
本来時計に付いている麻酔針で切嗣を刺して、眠らせた
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