第193話 洛陽鎮護
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、董卓軍の呂布、張遼、李粛、陳宮が正宗に投降する条件として董卓の保護を掲示したことも説明した。
「段忠明か。董仲穎は家臣に恵まれているな。主を守るために命を賭すか」
劉協は自らの胸に手を当て感慨深そうに呟き目を瞑った。彼女は思案していたが目を見開き正宗のことを見た。
「董仲穎は許せん。だが、その家臣達の想いを踏みにじることは私にできない。正宗、その者達の力が必要なのだな?」
正宗は頷いた。劉協は正宗の返事を確認すると彼女も頷き帰した。先程までの董卓への怒りは消えていた。劉協は真っ直ぐな瞳で正宗を見た。
「董仲穎への私怨は心にしまい込む。今後、董仲穎を咎めることはしないと誓う」
劉協は段?と多少面識があり、段?に好意的な感情を抱いているように感じられた。
正宗は劉協の協力を得ることに成功した。
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