悪美の暴走編
第25章 遊園地 魔と神の戦い
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俺らがもう一人のメンバーを探しているとき
「私もつれていって下さい。」と、いう言葉が聞こえた。それは、隣のクラスの子で、髪は茶髪でセミロング。そして垂れ目が特徴な魔精 悪美(ませい あくみ)という女の子だった。真池琉はその姿を見て何かを思ったようだった。結局遊園地はこのメンバーで行くことにした。
バスの中。
「ゴリ山〜。かわいい子ぞろいだなw」
「そうだな〜www」とか、男の話をしていたとき。女の方では
「なんでお前生き返って来るの。神族さん♪」
「さすが魔族ね。元は貴方がこの学校を魔にしようとしているから引っ越してきたのよ。」
「でも死んじゃったw」
そんな真剣な話をしているときにバスは遊園地に到着した。
遊園地。
「武流!ジェットコースター乗ろうよ!」
「いいよ!真池琉!」
俺らはジェットコースターに並んだ。雑談をしながら45分程がたったとき、自分達が乗る番になった。ジェットコースターは上っていく。そのときは天界に行ったあのときを思い出す。そして、ジェットコースターは落ちる角度へと変わった。この降り心地は天界から落ちてきたときのようだった。そのとき、武流がとんでもないことを言っていた気がしたが、よく聞こえなかった。ジェットコースターを降り、しばらく歩くと一人で後ろに乗っていた悪美が急にすねだした。それを見た真池琉は
「悪美ちゃんに角が生える。」
とか意味不明なことを言い出した。いったいなにがおこるのか。俺にはわからなかったが確かになにかがおころうとしていたのだった。
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