陽だまりのダークナイト
カーミラ側×暇人なアザゼル
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側らしいからか。量産型なのか威力は一ちゃんより落ちるが、総司令官の元で働いてるなら持っていても可笑しくなさそうだな」
「そのお陰で世界各国で動いてる『禍の団』構成員を倒すのは、我々以外の部隊は待機らしいですよ。あちらは普通の銃火器では効果ありませんから」
一ちゃんの部隊は知らない者が居ない程に有名で、人間界と冥界にも名が知れてるらしい。するとニールとライルの二人は荷物から取り出したが、それはカップ麺でポットを用意しながら蒼太と俺にも告げる。
「丁度我らは食事なのですが、アザゼル総督は何にしますか?赤いコレか緑のコレ、あとラーメンや焼きそばもありますが」
「随分とカップ麺を取り揃えてるが、もしかして今女性隊員は居ないのか?しかも全部日本製なのは流石と言いたい」
「俺は緑で頼むよ。蒼太の言う通りだが、あちらこちらで動いてるブラック・シャークなのに食事がカップ麺とは」
「蒼太の言う通りでさ。今女性隊員達は出払ってるんだ、モニカ様の傍に居て女子会のように話し込んでるらしいぞ」
小腹が空いてきたので俺と蒼太も頼むが、俺を呼び捨てしないのは怒られるからだそうで。そういや蒼太も呼び捨てじゃなくラフな方で呼んでるし。誰か料理作らないのか?と思ったけど、現在女性隊員達は出払ってる様子だな。
元々日本に居てインスタント生活が長かったのか、料理好きな者は男性より女性が多いんだと。IS部隊を率いてる女性隊員が持つ兵器は、通常兵器より強いし神器とISがぶつかればどちらが勝つのか気になる。
「それにしても今回の赤と白は面白い。恐らく今回で宿命とやらは終わりだろう」
「アザゼルさんもそう思いますよね。赤龍帝は織斑様であり創造神黒鐵様でもあるけど、次元パトロール隊のリーダーでもあります。我らもリンクしてますし外史と外史を行き来します。だから本来起こる事だと総督を辞めてますから」
「軽く聞いただけでも興味を持つが、もうそろそろ俺でも行ける駒が完成しそうだと定期通信で聞いている。仮に行けたとして俺らは戦力になるのかね?」
「次元の駒と書いてディメンション・ピース。別外史へ行ける権利を持つ駒であり、体内へ入れると月中基地本部に登録されるらしいです」
コイツらもそうだがCB側の人間は、別外史に意識共有をしているから例え別外史へ行っても記憶共有者と言うらしい。外史に行っても記憶共有されていて、あらゆる並行世界・あらゆる時間に存在する『織斑一真に関係する人物』と感覚と思考の一部を共有する『意識共有』による。存在範囲は全ての時間と外史での出来事を知る事が出来るらしい。
「それに我々の記憶も他の世界でもリンクしているので、もし他の世界に行ったら名前は違くても記憶は共有されてますから」
「だからなのですよ。織斑総司令官
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