ガンダムW
1631話
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ある程度理解しています。そうである以上、こちらも可能な限り早く準備を整えて出撃しますので……そうですね、2日貰えませんか?」
「2日? 2日程度でどうにかなるのか?」
「ええ。シャドウミラーのパイロットが優秀なのは、セプテム将軍もよく知っているかと。だからこそ、2日あれば、何とかしてみせます」
「……セプテム将軍、私も今まで少しの時間ですが、シャドウミラーと行動を共にしてきました。ですが、行動を共にするに際して、どれだけの能力を持っているのかというのは、その実績が表しています。彼等の実力は決して口だけのものではありません。事実、これまでにも幾つもの戦果を残してきています。そう考えれば、2日間の時間というのは決して無駄ではないかと」
予想外なシルビアの言葉に、セプテムはギンターの時に続いて意表を突かれた表情を浮かべ……
「2日。構わんと思うが?」
セプテムの父親のクラレンスまでもが、その言葉に同意する。
こうして自分以外の主要な者達から纏まってそう言われれば、セプテムも強硬な意見は出せないのだろう。
まぁ、以前のセプテムなら分からないが、俺達と友好的な関係を築いている今のセプテムであれば、その辺りはきちんと考えてくれてもおかしくはなかった。
「分かった。では、2日……いや、その2日に今日は入れられない事を考えると、3日後だ。3日後には出撃して貰うという事で構わないか?」
結局押し切られる形でセプテムがそう告げ……俺達の出撃は3日後に決まるのだった。
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