暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン 無邪気な暗殺者──Innocent Assassin──
OVA
〜暗躍と進撃の円舞〜
砲火
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れるそれを口に含み、緩やかにライムグリーンの煙を吐き出す女性は、一拍を置いた後、ぽつりと呟くようにこう言った。
「来るぇ」
「……?何を――――」
首を傾ける領主に応じるように、ジックラドの頂点。その上空にささやかな光が発生した。
プレイヤーが蘇生する際のエフェクトに似ているが、違う。そもそも蘇生場所は各町に一つは備えてあるロケーター・ストーンであり、あんな何の目印もない上空ではない。
その場にいる全プレイヤーが見守る中、光は収束し、みるみるうちに人の形をかたどった。
ファナハンは訝しむように首を傾ける。
その様子を悠々と横目で見つつ、ヒスイはその一連の現象を見守った。
―――悪いとは思わんで。……けど、ようよう詰ませてもらうわ。
ジックラドの天頂部。
イケニエの祭壇めいたそこに、生成時のみにしか発生しない落下抑制エフェクトを伴ってゆっくりと降り立ったその新米プレイヤー。
それは――――
そのプレイヤーは――――
「お、小生が一番でござるか!!?やったー、いえーい!!ヒスイさーん、入れましたよー!!」
その場の空気をまとめてブチ壊すような勢いで、そう叫んだ。
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