53部分:雷帝その六
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がエルサンダーを放つ。アマルダが剣を突く。胸と脇と同時に撃たれ刺客は事切れた。
「兄さん・・・・・・・・・」
「俺だけじゃないぜ。周りを見てみな」
「えっ!?」
リンダは兄の言葉に従い周りを見た。すぐ側でアマルダが剣を構え解放軍の一同がリンダを護る様に外を向いて円を組んでいる。
「えっ、敵の私を・・・・・・」
「敵だとかそんなのはこの場合関係無い。奸賊に狙われている俺の妹を助けてくれただけさ」
「そう・・・・・・有り難う」
リンダは微笑んだ。瞳がうっすらと滲んでいる。
「御前さえ良ければだけど俺達と一緒に来ないか?」
「ええ」
「それでは私も」
アマルダが入ってきた。
「えっ、将軍貴女は・・・・・・」
リンダの問いかけにアマルダは目と口で微かに笑った。
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